ミスを少なくする方法

あなたは社員のミスに、

常にイライラしていませんか?

もしかしたら、

なんて無能なんだ!

と憤っているかもしれません。

ポカミス、些細な手違い、
重大な事故に繋がるミスまで、
業種業態に限らず、
誰だってしたくてしているわけではありませんよね。
 
「ミスしたくない」って常に思っているでしょうし、
気をつけてもいると思います。

しかし、人間ですから、
どんなに気をつけても起こってしまうものです。 

 

そんな時、そのミスに対してあなたがどのように反応するかが、
問われています。

 

自分のミスに冷や汗をかいたり、

自分を責めてしまったすることもあるのではないでしょうか。 

 

しかし、自分のことは棚にあげて、
人のことには特に敏感になってしまう。
そんなことはありませんか? 

それは声に出さなくても
社員やスタッフに伝わってしまうものです。

 

そんな日常に溢れる「ミス」を少なくする方法について、
書いてみたいと思います。
【ミスに必要以上にフォーカスしない】

 

まず、ミスに必要以上にフォーカスしないで下さい。

 

4年前、取引先から毎日のようにくるクレームの電話に、
頭を悩ませていました。
社員をどなったり、チェックを厳しくしたり、
感情的になることもしばしば。
 
対策項目を多くしたり、
ミスがでないようにするための
考えつくあらゆる策を講じていました。

 

しかし、状況はいっこうに改善されません。
 
取引先から呼び出され、
謝りに行くこともしょっちゅうありました。
 

 

「松本さんのところとは付き合いが長いけど、
こうも改善されないと、
こっちもいろいろ考えないといけなくなるよ」

 

それって、取引停止ってこと?

背筋がぞっとしました。

何が悪いのか?

 

現場に入り、議論しました。
しかし、答えはなかなかでません。

 

そんなとき、行動にまかせるだけでなく、
自分自身の仕事に対する思いを振り返ってみました。

 

お客さんに近かったので、
お客さんの声を直接聞く機会がありました。
だから、製品を使うお客さんのことを考え、
イメージしながら仕事に取り組めていた。

 

ということに気づきました。
 

 

【お客さんの感情を感じ、製品が使われる場面をイメージする】

 

上から目線で指導するだけでなく、
目線を低くして、

 

「ミスって何だろう?」

 

ということを考える
ワークショップ形式の話し合いを持ってみるのはどうか
というアイデアを思いつきました。

 

そもそもミス、不具合とは何なのか?
という共通認識を持つことと、

 

これを使うお客さんはどんな気持ちで製品を手に取るのか?

 

という、お客さんの感情を感じ、
具体的にお客さんが使う場面をイメージして作業をしてもらう
ということを意識してもらうことがテーマでした。

 

自分が新しいものを使う時のワクワクした感情を思い出しながら、
その時の思いをポストイットに書いて、
模造紙に貼り、
頭の中にあるミスや不具合に関する認識を、
見える化するワークショップを、
3つのグループに対して行いました。

 

・ワクワク、どきどき
・買ったときの嬉しさ
・新品で不具合だったら、悲しいよね

 

などなど、実際に使う人をイメージし、
その人の気持ちを書いてもらったり、
自分がものを買った時に感じることを書いてもらいました。

 

忙しい時期であったので、
各30分〜45分くらいの短い時間で行いました。

 

今までお客さん目線で仕事を考えたことがなかったようで、
これだけのワークショップでも、
仕事に対する意識が変わったという感想をもらいました。
【仕事に対する意識を変える】

 

次のステップとして、お客さんと触れる機会を作りました。

 

自分の作ったものがどのように社会やお客さんに
価値を感じてもらえているのかをその目で見ることは、
とても重要なことだと思います。
 
部品製造の業種なので、取引先企業に訪問し、
生産ラインで実際に部品が組み込まれた状態の
機械を見学しました。

 

「こんなところに使われているんですね!」
「どんなふうに動くのかな?」

 

と、自分の仕事の結果が、
どう社会に、取引先に役立っているのかということを
肌で感じてもらうことで、
意識が変わって行きました。

 

結果的に1年で前年比80%ほど不具合が減りました。

 

どんだけたくさん出していたの?
という突っ込みは無しでお願いします(笑)

 

この一連のミスをなくすための行動から学んだことは、
誰しもが、 

 

働くことに意義と意味を見いだしたい」
「喜びを感じたい」
ということです。

 

喜びを感じることができれば、
目の前の仕事に、
もっと真剣に、心を込めて取り組めます。

 

ミスへの一番の対策は、

 

「働くことを見つめ直す」

 

ということだと感じています。

 

現場を管理する社長やリーダーの方は、
社員やメンバーの方と働くことについて話し合ってみて下さい。
実際にワークショップを開催するのも、
良い方法かもしれません。

このような対話や気づきを得る機会を作ることが、
社長やリーダーの仕事なのではないでしょうか。 

 

業務効率もあがりますし、
利益率の向上も期待できます。

 

安心して働けて、
利益も上がる。
とてもいい循環が生まれます。

 

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

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