2月 2015アーカイブ

あなたのボトルネックはどこですか?

名著として知られる
故・エリヤフ・ゴールドラットの『ザ・ゴール』の、
コミック版がでました。

 

生産現場でのストーリーを通して、

 

  • 設備投資で数値はよくなったのに、なぜ目に見える効果がでていないのか?
  • なぜちっとも儲からず、在庫ばかり増えるのか?

 

本書を通じて「全体最適」「ボトルネック」などの

概念を学ぶことができます。

分厚いのに楽しく読めた本として
とても印象に残っていました。

復習の意味をこめて
コミック版を読み直しました。

 

サクッと読めて、概要はつかめます。
あらためて、

事業のボトルネックを意識する機会になりました。

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さて、ここからが本題。
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人が変われるときは、
どんな時だと思いますか?

いくつもあると思いますが、
特にわかりやすいのは、

  • 窮地におちいったとき

ではないでしょうか。

悩みや不安はだれもが持っていると思いますが、
だからといって、
本気で変わろうと思っている人は少ないものです。
主人公も

「3ヶ月以内に立て直せなければ、
工場が閉鎖するかもしれない」

という窮地に追いやられたところから始まります。

本書で登場する
イスラエル人の物理学者で恩師のジョナは、

 

答えをストレートに教えません。

 

そんなはがゆさを感じる状況のなか、
主人公は必死に考え、
着実に実行し、

社内の協力をとりつけて
リーダーシップをとっていく。

ジョナからつぎつぎと質問を浴びせられ、
実践、行動、検証を続け、
成果をだし
窮地を乗り越えていく。

そんな主人公の成長のストーリーも魅力の1つで、

本書はコーチングを疑似体験できる本としても
オススメです。

(本書はコーチングの本ではありませんが、
ジョナのアプローチがコーチ的です)

そして、最後の
ゴールドラット博士の言葉がとても印象的です。

 

「学ぶことの最大の障害は答えを教えることではないか?
それは、自分で答えを見るける機会を
永久に奪ってしまうからである。
自分で論理的に考えて、答えを見つけ出すのが、
人が学ぶための唯一の方法だと私は信じている。
人が考えるようになるためには、
命令形の『!』マークよりも、
疑問形の『?』マークの方がはるかにいい」

本書を読んでいて、
昔、父に言われたことを思い出しました。

 

「応用力をつけろ、考えろ」

私達は答えを教えてもらうことに
慣れています。

 

そして、全てのことに
答えがあるがごとくに思っています。

 

今は答えのない時代といわれています。

 

深く考え、
先人の知恵を応用し、
枠を超えた独創的な発想を自分で見つけていく。

このプロセスがよりいっそう
大切になってくると思います。

書評ブログと化してきていますね(汗)
他ネタも書いていきたいと思います。

以前、コーチングを疑似体験できるとして
紹介した本があります。

 

こちらもとてもオススメです!

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経営に携わる全ての人に読んでもらいたい後継者本

後継者だけでなく、

その奥さんにも、
サラリーマンの方にも読んでもらいたい。
もちろん創業経営者の方にも!

そんな本です。

「後継者という生き方」
牟田太陽 著

本書は、全国の中小企業のオーナー経営者から
絶大なる信頼を得ている
創業50年の老舗セミナー会社である、
日本経営合理化協会の後継者の牟田さん
によって書かれています。

今まで多くの後継者本を読んできましたが、
これが一番しっくりきました。

なぜしっくりきたのか?

それは、本書に、

私が考える「成功している後継者の要素」

について的確に書かれていたからです。

 

  • 実は親子の関係がうまくいっていないと、会社もうまくいっていない場合が多い
  • 社長と後継者の争いの9割は、コミュニケーション不足でおきる
  • 社内のトラブルの90%も、やはりコミュニケーション不足から起こっている


本書でも特に重要なこととして
多くのページを割いて紹介しています。

私自身がクライアントにお伝えする
メインメッセージの1つであり、
コーチングする際に
特に大切にしているポイントでもあります。

なぜなら、私がご相談を受ける悩みも、
コミュニケーションに関係している場合が
圧倒的に多いからです。

大切にしたいのは、
コミュニケーションと
相手との関係性
です。

ここが良好になれば、
事業承継もスムーズに進みやすくなります。

いやー、ほんとに良書です。
一気に読んでしまいました。

Amazonレビューも盛り上がっててすごい!

またこの本について触れていきたいと思います。

☆この本はamazonで購入頂けます↓

以前、星野リゾートの星野佳路さんの
ファミリービジネスマネジメントを紹介しました。
この本もとても学び多い本でした。

この本についての記事を書いたのも2月でした。
2月は後継者本月間なのでしょうか?(笑)

こちらもぜひ、
多くの方に手にとって頂きたい本です。

以前の記事はこちらから。

「継ぐべきか、継がざるべきか」

 

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自分らしく事業承継を成功させる秘訣

現在、コンサルタントの友人に手伝ってもらい
小冊子を作っています。
その中のメインコンテンツとして、

 

『自分らしく事業承継を成功させる9つの秘訣(仮)』

を書いています。

 

これは自分自身に活用しながら
成果をあげてきたものを、
体系化したものです。

 

事業承継は事業規模、
置かれている環境によって

人それぞれ違いますが、

全ての人に共通することがあります。

 

細かく言えばもっとたくさんの切り口がありますが、
まずは9つということであげてみました。

 

その中の1つに「自社研究」があります。

 

今日お伝えするのは、
100年以上の歴史ある企業の
次世代後継者の方に、
お送りしたメッセージの内容です。

 

もしかしたら、
これを読まれている後継者の方にも
視点を変えたり、
問題を明確化する参考になるかなと思い
シェアさせて頂きます。

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先日お伝えした「自社研究」について、
考えて頂きたい項目についてお伝えしますね。 

改めて、なぜ自社研究が必要かと言うと、
「実は自社のことをあまり知らないです」
という後継者が意外と多いからです。

逆に、うまくいっている人は、
自社の歴史から学んだり、
一族に引き継がれている教えを大切にしています。
そして、良いところを伸ばしています。

ここに出てくる質問を
先代や、古参の従業員に聞いてみて下さい。
昔懐かしいエピソードを思い出したりして、
会話が弾み、
社内の人間関係も良好になったりします。 

自社を見つめ直す参考になれば嬉しいです!

 

【自社研究のための質問】

 

  • ビジネスモデルを図式化してみてください
  • あなたの会社は、なぜ長く続いていると思いますか?(なぜ選ばれているのですか?)
  • 顧客研究(取引している企業の特徴は?)
  • 経営理念、先代の思い、創業者の思い、大変だった時期をどう乗り越えたか?ルーツを振り返ってみてください。
  • 財務的な優位性、仕組み、独自のお金に関する考え方はありますか?
  • 現状であなたが変えたいと思うポイントはどこですか?(そして、それはなぜ変えたい?)
  • 他社と違うところは何で、その理由は何ですか?
  • 見えない資産にはどんなものがありますか?(社外:人脈、信用など。社内:歴史、経験など)

考える際のポイントとしては、

 

「常に優れた点を見るようにする」

ということがあげられます。

 

理由は、後継者は自社の悪いところばかりを見がちで、
その悪いところを改善しようと力みすぎる。

 

よって、今ある良いところまでも
壊してしまう可能性があるからです。
(ここは私自身が失敗した部分です)

 

なので、改善しようという視点だけではなく、
良いところを伸ばすという視点が
とても重要になってきます。


長く続くということは理由があることなので、

 
「自社がなぜ今まで続いていて、
なぜお客様に必要とされているか」

しっかりと把握することができれば、

新しい展開が見えてくると思います。


また何かありましたら、ご連絡くださいね(^^)

 

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感想頂けると嬉しいです(^^)

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