日曜の夜になると、思い出してしまうこと

日曜の夜になると、思い出してしまうこと

日曜の夜になると、時折思い出すことがあります。
それは、全力で、平静を装っていた、24歳のころ。


ヨルダンから帰国して、夢を諦め、
会社に入り、山形の取引先に出向し、
未経験の工場作業員として、
機械油にまみれて製造ラインで働いていたころ。

 

月曜日の朝5時前に起きて、山形に向かい、
1週間を過ごして、週末は新潟に帰るという
生活だったころ。

 

父の命の火が、日に日に小さくなっていくことを
遠くに感じながら、何も出来ない自分に憤りを感じていたころ。

 

同期が華々しくステップアップしていく話を耳に挟む度に、
これからの人生はどうなっていくんだろうと、
途方に暮れて、でも、誰にも話せなかったころ。
そんな素振りも見せてはいけないと思っていたころ。

 

日曜の夜が嫌でした。
月曜日の朝が来ないでほしいと思っていました。

 

山形に向かう、車の中、一人になるのが怖かった。

 

 

 

実家から山形の出向先へ向かう道は、峠道。

 

冬は雪深く、路面は凍り付き、
時折強い風でホワイトアウトが発生する。

すぐそこには、断崖絶壁。

 

 

ハンドルをちょっと切れば、車はスリップし、
ガードレールなんて簡単に飛び越えて、
すぐに楽になれると思っていた。

 

あれから、12年。

 

あれだけ大変だったのに、今、いろんなことを乗り越えて、
本当に幸せな状態になっているわけですが、
あのときもし、10数年後に、
「楽しく働き、幸せに生きることができる」ということを、
誰かに言われていたら、どうだったろう、と思います。

 

今、大変な状況にいるときに
一筋の光を見いだせればという思いをもって
仕事をしています。

 

日曜の夜になると、時折思い出してしまう
あの頃感じていた生の感覚。


決して忘れてはいけないことだと思い綴りました。

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