先週、出張で東京に5日ほど滞在していました。
新しいプロジェクトや、アジア・ユニティ。
とあるスゴいエグゼクティブとの夜の会食など、
盛り沢山で濃い時間を過ごすことができました。
そんな中、友人の紹介で、
2代目後継者の方とお会いする機会もあり、
充実の意見交換のあと、その日の夜にメールを頂きました。
昨日、私は調子にのって、
話しすぎてしまったのではとちょっと反省しました。
皆さんは最近、「話しすぎた!」という程、
自分の話を聞いてもらったことはありますか?
・自分のことをもっと話したい!
・話を聞いてもらいたい!
と思うことはありませんか?
楽しいこと、辛いこと、
目標について、夢について、
イライラしていることなど、
話したい気持ちに無理矢理蓋をして、
あふれんばかりになっているのではないでしょうか。
中には、自分の話をしっかり聞いてくれるパートナーや、
相談にのってくれるメンターがいるかもしれません。
しかし、メンターとの会話の中で、
一方的に自分のことばかり話すというは気が引けるし、
「お忙しい方にこんな内容の話をしてもいいのか?」
「あまり愚痴っぽい話ばかりだと、相手にされなくなってしまうかも」
と不安に感じることもあると思います。
親友や、親がそのような存在になってくれるのではないかと
考える人もいらっしゃるでしょう。
しかし、多くの場合、
自分の身近な人のことを軽く扱ってしまいがちですので、
「どこか違うな」とすっきりしない状態になってしまいます。
「なんで分かってくれないんだ!」
と憤りを感じることもあるのではないかと思います。
そう考えると、「真剣に話を聞いてくれる人」は
多くの人が持っていないというのが現状です。
モヤモヤした感情を抱いている時や、
困惑している時、
話を聞いてもらうことで次のアクションが自然と見えてきます。
自分は一人ではないという安心感にも繋がり、
力がわいてきて、エネルギッシュな行動ができるようにもなります。
実際にクライアントからも、
・人間は行き詰っているときは特に物事をネガティブに考えがちになり、また視野が狭くなる。そんな時にまったく別の視点から本当に大切なこと、本当に自分がやりたいこと、やるべきことを私自身の心の中から引きだしてくれた
という声を頂いています。
コーチングでは、あなたが主役です。
事前に決めた日程に、
コーチはあなたのために時間を作り、
傾聴と、質問のプロとして、
あなたの話をお聞きします。
ただただ思いを聞いてもらいたい時は、傾聴を。
考えがまとまらず、混乱している時は、質問を。
傾聴と質問を、その時々に、
ベストなタイミングで行うことで、
自分の現在地が会話の中から自然と浮き彫りにされてきます。
自分が話しているだけで、考えが整理されてくるということを、
私自身が数多く経験しました。
これをコーチングではオートクラインと言います。
自分が話していることを、自分自身でも聞いていて、
その中から「気づき」が生まれるんですね。
そして、未来に対するアクションが見えてきます。
あなたは、最近、話しすぎて反省したのはいつですか?
整理されないで、モヤモヤしていることはありませんか?
未来に対するアクションを明確化し、
今以上に飛躍するために、
コーチをつけてみてはいかがでしょうか?
(写真は、新潟が誇る豪農の館。北方文化博物館での一枚)