昨日は所属している経営者勉強会の定期勉強会と、
フューチャーマッピングセッションのため上京しました。
今回お話を聞いたのは、
前リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー日本支社長の
高野登さんです。
ほんとうに素晴らしいお話でした。
たくさんの講演会や勉強会に参加していますが、
今年一番、自分の深い部分に響いたお話でした。
いくつかの学びをシェアしたいと思います。
・ リッツ・カールトンはどういうところから学んでいるか?
自分たちで独自に築いたものはない。
何を学び、どう自分たちの文化に取り入れるのか。
TTP(てってい、てきに、パクる)。
しかし、物まねで終わらない。
びっくりするような事はされていないそうです。
しかし、基礎作りにとても時間をかけているとのことでした。
その時間はなんと250時間。
リーダーともなると300時間。
廊下でボスから問われる些細な質問が、
気づきにつながる。
(上司と部下の1分間コーチングに似ているなと感じました)
・あなたは誰から学ぶのか?
圧倒的な人間力のある人から学びなさい。
最初にどんな大人に出会うのかが重要。
・宿命と運命の話
宿命 → 自分のコントロールがきかないもの、どこに命が宿るか
運命 → ある程度、自分で考えたり、決めることができる
命をどう使うのかを考える。
自分は何がしたいんだ。何ができるんだと、
自分と向き合うことはとても大切なこと。
・人生について
人生の長さは変えられないが、幅は変えられる。
いくらでも広げられる。
人生に面積があるなら、どんな幅広人生にできるのか。
長さだけが人生ではない。
・「人生を企てる」
あなたは本気で、自分が納得できるように企てているか?
無駄に生きていないか。
自分の人生、堂々と遠慮無く企てていい。
本当に自分の命を燃やしているか?
・成長について
今日のあたりまえは、昨日の背伸び。
今の背伸びが、明日の自分を作っている。
自分のあたりまえのレベルを日々上げていく。
一言一言がとても深く、
心に響きました。
特に、最後の「人生を企てる」と「成長について」は、
すぐにでも実践できるものです。
しかし、多くの人ができていないことでもあります。
そして、実践しようとすると、
遠慮や恐れが出てきて
心にブレーキをかけてしまうからでもあります。
思いの蓋をはずすと、志になる。
そう高野さんはおっしゃっていいました。
(汚い字で申し訳ありません)
人は皆、
こうなりたい、あれをしたい
という思いがあります。
しかし、なかなか蓋が開かない、
蓋を動かそうとしない。
その蓋を外すことができるのは他でもない、
あなたです。
外したくないという気持ちもあるかもしれません。
タイミングがまだ来ていないと感じているのかもしれません。
しかし、人に与えられた時間は短い。
最後に問いかけられた、
「本当に自分の命を燃やしていますか?」
この言葉に、ドキッとしました。
2014年も残すところ3ヶ月と少し。
人生をワクワクしながら、企てたいですね。